三昧

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「三昧」とは仏教用語1つ。じっと1つのことに集中させて、心と身体を安定させる状態に入ること。自分だけが良ければいいという私利私欲を捨てて、利己から利他へと目的を移すことにより、純粋な願望になって精神が集中できることを意味する。だから美術三昧なんて言葉は、ある一定の短期間だけ美術に没頭するのではなく、「世のため人のために美術をやるのだ」と言う強い覚悟がある美術家の人生をいう。とは言え完全に純粋な思いになることはできないけど、単純に自分を喜ばす世界から卒業して、多種多様の人たちとの喜びに挑戦することで表現は豊かになる。やるからには美術の潜在能力に到達できるくらい没頭すること。即ち美術三昧の人生していく努力が大切だと思う。 ※画像は美術家・山口功君の年賀状。今年も知恵袋として多くのアドバイスを期待しています。