昨日、隣り街からやって来た少年は岡本よしろう愛に満ちていた。そう、屈託のない元気な少年は、遠足に行く日のように興奮して、朝6時に早起きをしてしまった。これは彼にとって岡本君の創作がディズニーランドと同等レベルであることを証明する。いや、もしかしたらそれを上回るファンタジーの世界だったのかもしれない。とにかく終始、目を輝かせて楽しそうに鑑賞していく。帰り際、その表情はまるで大きな冒険してきたような達成感が漂っていた。やはりアートは人生を豊かにする創造の旅！そんな基本をあらためて教えてもらえた。なんて少年らしい純粋な少年。そして、少年を熱く夢中にさせる岡本ワールドの存在意義を感じさせられた。
■20年くらい前にムサビを卒業した人たちの展覧会 岡本よしろう（絵画・イラスト）、木村真由美（版画・シルクスクリーン）、種田和宏（イラスト・CGデザイン）、広沢仁（版画・シルクスクリーン）、前田和也（グラフィックデザイン） コーディネーター 岡本温子 日時 2016年3月11日（金）～21日（月・祝） 定休日 3月16日（水）
