なにごとも最低限以上の歴史を学ぶことで、これからの人生が明るく動きやすくなってくる。必要な分野の歴史を遡って追い、そこから人間模様などを学ぶことで、社会はどんなふうに動くのかを知って、その本質が見えてくるようになる。そう歴史を学ぶことは変化する社会が動くメカニズムを知ることなのだ。経験は個人レベルの出来事の積み重ねで、歴史というものはもっと大きな流れから生まれるもの。未来へ進むためのヒントがたくさんある。美術も同じことだ。今のことを知っていれば、未来を見通せる想像力がある訳ではない。変化していく社会に適応するために、歴史の中にある出来事を教科書にして、広く浅く学んでいくことで活路は開けることでしょう。
■テラダサチコ個展 " image " 友情出展： 河野如華、大和佳太 日時 2016年6月23日（木）～28日（火） 11:00-19:00（最終日 18:00まで）
