我以外皆我師

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昨日、お越しくださったお客様から自分が気が付かなかった面白さを教えてもらう。なるほど!その作者のストロングポイント(長所)を的確に見つけている。私としては作品全体の良さについて、それなりに分析して把握したつもりだったが、そうなんですよね、そこが生命線と言うべきものでした。

ただし、これは目から鱗が落ちるというより、単純素朴な目で見つめるのが最良であるということ。ついつい作品のコンセプトを深読みして、作者が考えてもいないことに物語を感じ、勝手に思い込みで語っていたのかもしれない。ありがとうございます!本当に勉強になりました。仰せのとおり彼女の作品の一番の個性は目にあります。それはまるで江戸時代の浮き絵のように、目力に迫力があって豊かになるからこそ、観る人に熱い思いが伝わってくるのでしょう。嗚呼、やはり人生は我以外皆我師だ。本当にこの言葉は大好きだ。一生学んでいたいから一生何かを教わっていたい。なぜなら世の中は常に諸行無常。いつも止めどなく変わっていく。だから学びの心を持って生きるのだ。そんな基本中の基本の意識が高まる良い1日になった。

■山口芸短OB展 坂の上の学び舎に遊ぶ 2018年9月28日(金)~10月7日(日) 11:00-19:00 定休 10月2日(火)、3日(水)