90年代幸せフォトベスト 1996年

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過去最悪の成績は1978年に後藤監督が采配した時の41勝80敗9分勝率339というシーズンで、
それ以後には1991年の中村監督時代の48勝82敗勝率369という勝てない年もありましたが、
前年、中村監督がシーズン途中で辞任し、そして後任の藤田監督もこの年途中で辞任するような
チーム内の不協和音が聞こえてくる1996年は自分の中では一番希望が見えづらかったような記憶があります。
ホント「付け焼き刃」という言葉が似合うチーム構成で、
勝てないことよりビジョンのない選手起用と戦いぶりに落ち込まされていきました。

ところで画像は1996年8月29日の甲子園球場で行われました対中日戦で、
この日先発した古溝→川尻→郭李が好投して相手打線を0に封じていましたが、
援護がなく試合は延長戦へ突入して10回裏に先頭の桧山が二塁打で出塁すると、
続く新庄は敬遠気味の四球で歩き、代打星野が三振に倒れますが、
山田が中前打でつないだ後に当時の代打の切り札長嶋がカウント2-3と郭から粘ってから
7球目を見送って押し出しでサヨナラ勝ちをしました。