サッカーと将棋

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サッカーと将棋はピッチ(グランド)と将棋盤がともに
縦長のスペースでゴールを奪い合うかと王将を取り合うかのゲーム性や
ポジションや駒を使った攻撃と守りのバランスが問われる陣形が似ていて、
例えば守備の要である王将はゴールキーパー
それをサポートするディフェンスリーダー金はセンターバック
銀はさながら攻撃と守備の起点となる中盤のボランチ
両サイドの上がりが重要な香車は左右のサイドバック
2列目の後ろからのトリッキーな動きをしてかく乱する桂馬は中盤のミッドフィルダー
攻撃力の中心鋭い動きをフォワードは角と飛車、
と、照らし合わせてみるとかなりリンクしているのではないでしょうか。

えー、だけど歩にあてはまるポジションはないって?
いえいえ、歩は選手を応援するサポーターのことで、
応援する大きな声援が選手たちを勇気づけて成り金歩にしてしまう威力があり、
「歩(応援)のない将棋(サッカー)は負け将棋(試合)」に
なってしまう重要な役割を持っています。

こう考えていきますと監督は当然棋士になり、
昨夜の日本代表のジーコ監督は
w杯で初めて指揮を取るキャリアなので
将棋で言えばプロなったばかりの四段クラスで、
対するヒディング監督は2チームをW杯でベスト4に導く豊かな国際経験から
持っている選手(駒)の力を最大限に発揮しますので名人クラスの手腕があり、
この差が勝敗を分けたような気がします。
ただ、これはある意味想定内のことなので、
気持ちを切り替えてクロアチア戦を応援して
歩の力の凄さを教えてやりましょう!

頑張れ!ニッポン!