甲子園棲む魔物

イメージ 1

1992年9月11日、この年激しい優勝争いをしていた虎は
甲子園球場で燕軍と首位攻防戦を繰り広げ、
3-3の同点のまま試合は9回裏へ進んでいき、
二死からパチョレック選手がヒットで出塁して、
続く5番の八木選手はツースリーのフルカウントから
岡林投手が投げたボールを振りぬき、
レフトスタンドへサヨナラホームランを打った…
と、球場の誰しもが思いましたが、
ラバーフェンスに当たってからスタンドに入ったという
燕軍の抗議が通って、結局二塁打になってしまい、
その後はチャンスも生かせずに延長15回まで進んで、
結局は痛い痛い引き分けになりました。
後にこのゲームの引き分けが原因で
優勝を逸した言われた虎ファンなら忘れられないゲームも

ふと思い出したのは昨夜の9回表の二死3塁のピンチに
燕軍・田中浩選手を2-1から空振り三振に打ち取ったましたが、
ワンバウンドのボールはバックネットへ転がっていき、
振り逃げが成立して3塁走者はホームへ駆け込んで来ましたが、
バッターはハーフスイング見逃しを主張してスタートが送れ、
一塁へ投げてゲームセットになりました。
まあ、この試合の6回表に当たってもないのに
デットボールで出塁した燕軍・田中浩選手へ天罰が下った瞬間とも言えますが、
それよりも15年前の敵を討てたような爽快感が生まれて、
「きっと、これで優勝する!」
という大胆な気持ちにもなりました。