実物大・一の坂川名所図絵

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先月5日に行われましたHEART2007のワークショップ「実物大・一の坂川名所図絵」は
一の坂川へ意図せず偶然に生まれたトマソン(無用の長物・元巨人軍・トマソンに由来する)たちを
参加者が歩きながら見つけて、それぞれがユニークなネーミングで名所として認定していき、
いつの間にか街や川など愛着していく楽しいものでした。

このワークショップは企画された美術家・倉科勇三さんは
「美術のおもしろさは、手を動かしてものをつくりながら自分の見方や考え方、
 つまり世界観を拡げていくところにあります。」
と、語られますように日頃見慣れている風景や何気ないモノへも
自分自身の触覚を意識して動かすことで思いもよらない驚きと発見と出会えて、
そして、日常を豊な気持ちで過ごすことができる感性へつながっていくと思います。

画像は下水道が整備されて無用になった排水口に入った倉科さん。
きっと「山口の別荘」と名付けてくれたのでしょう?