新たな心

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本日行われた第88回高校サッカー選手権山口県予選決勝戦の山口vs西京は、
1試合ごとに自分たちの戦うスタイルを追求して成長し続けていった山口が
速いテンポサッカーで西京を攻守で圧倒して、3-1のスコアで
17年ぶり19回目の全国大会出場を決めました。

山口高校サッカー部の選手と関係者の皆様、全国大会出場おめでとうございます。
「あの母校との戦いは事実上の決勝戦だった」と、胸を張って言えるのは
せめてもの慰めになりましたが、やっぱり、延長のないままのPK戦だったため、
今も悔しくて割り切れない気持ちはなかなか治まりません。
ただ、いつまでもそんなことを言っているのは甘えた人間になりそうなので、
寂しい心は捨て去り、今日から新たな心で新チームになった母校を応援していきます。
どうか山口高校が選手権大会で活躍されますことを心より祈っております。

ところで、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏の著書・「日本人よ!」(新潮社)の冒頭に

サッカーとは、人生である。

なぜなら、人生で起こることは、すべてサッカーでも起こるからだ。

しかも、サッカーではもっと早く、もっと凝縮して起こる。

つまり、人間が一生涯で経験できるものすべてが、

非常に短い時間の中で起こりうるのだ。

一度の人生で起こりうる美しいこと、醜いこと、

すべて詰め込まれたのがサッカーなのである。

と、書かれた言葉は、まさに高校サッカーのためにあるものだと思いました。