犬と29

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ある犬が、肉をくわえたまま橋を渡っていた。
ふと下を見ると、見知らぬ犬が肉をくわえてこちらを見ている。
犬はその肉が欲しくなり、脅すために吠えた。
すると、くわえていた肉が川に落ちて流されてしまった。
もう一匹の犬は、水面に写った自分自身の姿だったのである。
 
という物語はイソップ寓話の「犬と肉」。
ちなみにこの犬と同じように思えるのはハトヤマソーリ。
折角、高い支持率という美味しい肉をくわえていたのにもっと人気が欲しくなって、
強引にマニフェストを進めたおかげで支持率という肉は地に落ちてしまいました。
きっと、犬と同じで水面に写った自分自身の姿がよくわからなかったのでしょうね。