後手

イメージ 1
 
新しいものをマスターするには、何でも時間がかかります。
だから方向転換を渋る人が多いのでしょう。
新しいものに向き合う時間をどう作っていくか、
成長のポイントなんでしょうね。  羽生善治名人
将棋は「先手必勝」と言われるくらい、先に一手を打てる方が長年有利でしたが、
角道を止めないゴキゲン中飛車など、近年は後手番の作戦の幅が広がったため、
対戦成績は、ほぼ互角となって先手後手に有利不利がなくなりました。
 
これもパソコンの普及に伴って、個人レベルの対局データの分析力が進み、
今日の必勝法は明日の袋の中のねずみになっていますね。
 
ちなみに国会議員の選挙も先手(与党)よりも後手(野党)の方が勝率が高くなって、
与党の公約を批判して支持率を止めないゴキゲン世論調査で流れを引き寄せて
いく政党が有利になっているような気がします。ただし、当選したらすぐに高飛車に
変わるのだけは昔も今も変わりません。(冗談・・・にはならないかな?)