説法

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自己に閉じ込められ
自己にこだわっている間は
世界を真に見ることができない
自己が自由に自在に動くとき
世界もいきいきと生動する          道元禅師
 
5年前、母校は経営破綻したため経営者が変わり、校名も変わった。
このことは、どうしようもない出来事なので割り切ることはできたけれど、
禅宗の授業がなくなったことは個人的に大きなマイナスだと思っています。
それは、いつの時代も人間の中身は大きく変わらないので、
生き方をどのように解釈して自分の存在を知り、人生観を悟るために
大いに役立つ種を得る機会を失ったからです。
 
なお、上記の言葉は、頑なにプライドを持ち過ぎていると視野が狭くなり、
考え方も狭くなって、世界はとても窮屈に見えてしまいます。
世界を真に見るとは、即ち、等身大の自分の姿を見つめること。
世界を切り開いていくとは、即ち、自分の心を開いていくこと。
心の持ち方一つで、自分を開放して輝く自由な世界が生まれます。
 
今思い出してもサッカーをはじめ、スポーツに役立つようなお話ばかりです。