田中保彦SLペン画展

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あらためて申すまでもなく、ペン画は絵画の一部分であって古代(欧州)からあった手法であります。
1916年生まれの田中保彦さんは、少年時代に少年小説のペン画による挿絵の素晴らしさに感動
され、著名な作家に憧れます。若き日のこの熱い想いが県庁退職後の1972年に消えゆく蒸気
機関車の勇姿をペン画で描き残そうと一念発起されました。
 
田中さんは「蒸気機関車の構造はすべて頭の中にある」と語られ、ケント紙に、Gペン・丸ペンで平行・
直線・曲線・斜線を使い分けて、次から次へSLをペン画の世界で甦らせていきました。
 
2000年5月、84歳で天寿を全うされました田中保彦さん。山口の文化を愛し、スポーツを愛し、何時も
郷土が豊かになることを祈っておられました。
 
今年10月、山口国体で全国からお越しになる方を田中さんのSLペン画でおもてなし、作品展を
開催いたします。
 
ぜひご高覧賜りますようご案内申し上げます。
 
■田中保彦SLペン画展
■会期 2011年10月5日(水)~10日(月・祝)
■時間 11:00~19:00