育む

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新聞記者の若い友人。山口支局から振り出し、最初の取材が当ギャラリー。お互いにサッカーが好きなため、次から次へ話題が生まれて大いに盛り上がった。サッカーも美術も国を越えて言葉を越えて多くの人々の愛されるのは感性で楽しむからだ。目に見える情報を感じながらこれから先のことを想像していく。こだわり過ぎると時代に遅れ、かといって大胆過ぎれば理解に苦しむ。サジ加減、バランス感覚の正確さが求められる。
 
ところで、昨日この友人の記事が掲載。「青い鳥を追って」のシリーズとは幸せへ向かって行動したはずだったのだが・・・という意味。世の中はあちらを立てれば、こちらが立たないことが多い。表と裏が1本のシーソーで繋がっているからだ。サッカーチーム誕生、サッカー選手育成で地域が盛り上がることばかりに力を入れて、サポーターなどのファンや支援組織は後から付いてくると勝手に思い込んでいないか。支える人たちを育てていくことをないがしろにしていないか。この記事ではJリーグの問題が書かれているが、これはサッカーだけの話ではない。どんな業界も同じような問題を抱えている。ひたすら種を蒔き続けるだけ。一度、じっくりと成熟させてから動くべきではないか。どうかお時間がございましたらこの記事を読んで見てください。