特徴

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山口県美術展覧会のユニークな特徴が5つある。①山口県出身や在住者に限らず、自由に応募できる。②審査員は県外から美術専門の評論家などを起用する。③搬入・展示が可能ものであれば、形式・寸法・重量・材質等は問わない。④作品審査会は公開されている。⑤大賞受賞者が翌年招待出品される。

さらに県美展会期中には県立美術館から中心商店街までの周辺エリアで、様々な美術関連イベントやワークショップを開催。中でも画期的だったのは2007年に行われた「ROUTE102 豆腐を食べて、小径をつくろう...
」(画像)。プロデュースした美術家・山根秀信さんは県美展で大賞受賞など活躍。その洗練された作品からは想像力を刺激するメッセージが伝わってくる。この通称:豆腐ロードと呼ばれた美術プロジェクトでは、日常と非日常が交わる不思議な小径を創出。昨年、道路整備のためになくなるまで市民に親しまれた。このような企画が毎年行われる県美展。やはり山口県の核となる美術展覧会なのでしょう。

■第8回山口県総合芸術文化祭・第68回山口県美術展覧会
会期 2014年10月2日(木)~19日(日) 休館 10月6日(月)
時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場 山口県立美術館 ウェブ 
http://www.yma-web.jp/
観覧料 一般500円、学生400円、70歳以上・高校生以下無料