好み

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なにを持って幸せだと感じるのかは人それぞれ違っている。なんでもない平凡な風景を観て、その中に小さな喜びがあるのだと言われても、本人以外はわからなくて当たり前。どんなものが好きで楽しいなんて、言葉にしたら普通にしか感じないものでも、絵で表現することで伝わりやすくなっていく。1枚の絵は実際には見えないもの、今の心の在り方を気付かされて、自分は何に波長があっているかを感じさせてくれるものだ。昨日、友人が美術家・山根秀信さんに注文した作品を取りにやってきた。観るなりとても嬉しそうに笑って喜んだ。県立図書館からサビエル記念聖堂へ向かっての風景画。しかしそこには彼だけにしかわからない面白さがある。どう感じるのかで人生の豊かさは大きく違ってくる。そんな基本を愉快に教えてもらった。