思い込み

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昨日、山口宇部空港に親戚を迎えに行く。私は人間観察が大好きなため、到着ロビーで待つ時間はとても楽しくてワクワクする。そう、いろんな人が集まってくる場所、それぞれの人生が交差する地点で、行き来する人たちのちょっとした表情、微妙に見せてくれるしぐさなど、その小さな個性を見つけては、勝手に物語を想像しては楽しんでしまうのだ。また、空を飛ぶことのできない人間が空を飛んだ後、地上に降りてから見せてくれる安堵に満ちた表情が素直で面白く感じ、喜怒哀楽のドラマを妄想させてくれる。そこで想像する世界がまったくの思い込みで、実際と違って不正解でも何の問題もない。どんな人の人生も1つの物語になる。それを観る角度によって違った感想が生まれただけなのさ。単純に考えたらいい!だから目の前に起こることを美術作品のように見つめてみよう。美術館にあるものと日常にあるものの差はなくて壁なんて存在しない。そして、人は生きているだけで十分に素晴らしいことだということがわかってくるだろう。