人は誰でも自分が観たいように作品を観ている。美術作品の鑑賞方法はそれぞれが思うままに自由だ。ただし、鑑賞とは目の前にある作品を、そのまま観るだけの行為ではない。作者の思いやコンセプトなど、目に見えないものに心で触れて、自分なりに読み取って…

人は誰でもそんなに弱い生きものではない。自分でも気が付いていない能力が備わっている。それは普段発揮できないけれど、予期せぬことに見舞われると、いきなり目覚めて役立ってくれる。その人にしかない潜在能力を使って、試練を乗り越えていけるのだ。こ…

美術が好きだという人は、たぶん好奇心の強い人。日常の中にある取るに足らない、なんでもないものに自然に疑問を抱く。不思議に思う気持ちを羅針盤に、今まで知らなかったことを発見して、いろいろな角度から見つめて面白がるのだ。そして、自分は何が好き…