「十里の旅の第一歩、百里の旅の第一歩、同じ一歩でも覚悟がちがう。三笠山にのぼる第一歩、富士山にのぼる第一歩、同じ一歩でも覚悟がちがう。どこまで行くつもりか。どこまで登るつもりか。目標が、その日その日を支配する」という詩がある。
やはり人生はしっかりとした目標を持って行動することだ。本当になりたい自分の姿を描きながら、それに向かって具体的に努力していこう。この世の中には、たしかな目標へ向かって歩む人と、あてもなく風に吹かれて動き回っている人。その違いは日々のちょっとした意識の差。これがこつこつと積み重なり、ハッキリとした差になっていく。小さなことなら偶然もありうるけれど、大きなことだったら手を抜かずに準備するしかない。その人の人生がより良くなれるように、正しい目標を持つことが大切なのだ。
つまり、この目標を達成しようと思っているのなら、何をどうすればいいのかを明確にしていくこと。いつまでにどのようにやっていくのか、どうしたらそれがやれるのかを現実的に考える。自ら進んで行うことでモチベーションが上がるのだ。美術も同じく理想へ向かって創作していく世界。素晴らしい目標が未来を切り拓いてくれる。やみくもに不確かなことはせずに、他の人の価値観に振り回されずに進んでいく。このような先人や諸先輩の言葉を鑑にして、自分らしさを発見していきましょう！
