高校サッカー選手権大会

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本日行われました高校サッカー選手権準決勝に進出しました4チームは母校・多々良学園をはじめ
鹿児島実業(鹿児島)、野洲(滋賀)、遠野(岩手県)と、いずれもJリーグのない地区が勝ち上がり、
Jリーグチームの多い関東地区はベスト8に鹿島学園(茨城)1校で、
これはJリーグの高校(ユース)チームの育成方法が手厚くなり、かつての強豪校からスカウトする
路線から自前で選手を育成することが主流になったことが大きく影響しているからでしょう。

ところで今日の母校・多々良は0-1で惜しくも野洲に敗退して決勝進出の夢は果たせませんでしたが、
悲願であります国立で戦うことができ、全国3位という立派な成績を修められて良かったと思います。
もちらん決勝に行かれなかったことは大変残念ではございますが、
この戦いは先発メンバーが全員3年生を起用したという3年間努力した生徒を想う監督の気持ちから
決断した「高校サッカー」としてあるべき姿を目の当たりにして大きく感動しました。
勝負至上主義になった現代の高校スポーツでは、この決断が間違ったことと言われるかもしれませんが、
1,2年生たちは来年また勝って来られるように頑張れば良いことで、
学校経営難から最後の「多々良」の名前なるかもしれない精神的に厳しい中で
采配をした白井監督の大きな気持ちが伝わり感動しました。

ありがとう! 多々良サッカー部!
ありがとう! 白井監督!

ちなみに新チームは1年生にかなりの人材がいますので来年も期待できるチームになるでしょうが、
まずは経営問題に決着をつけて関係ない選手たちにサッカーだけを集中できる環境に
1日も早く戻ることを期待しています。

画像は多々良学園サッカー場です。今日は母校の講堂で応援してきました。
応援が盛り上がりそうになっては「経営の危機」、「最後の多々良」などが
テレビ中継から聞こえてきてテンションを下げられました。