アトリエ インカーブ展 ~現代美術の超新星たち~

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知的に障害のある人たちの美術活動を支援するアトリエ インカーブ(社会福祉法人素王会)に
所属する5人の美術家によるドローイング、ペインティングなどの作品展が
サントリーミュージアム[天保山]で開催されています。

■アトリエ インカーブ展 ~現代美術の超新星たち~■

会期 2008年1月22日(火)~2月3日(日)  10:30~19:30(最終入場は19:00まで)
休館日 1月28日(月)
会場 サントリーミュージアム[天保山] 大阪市港区海岸通1-5-10
入場料 大人500円、大学生・シニア300円(シニアは60歳以上)、高校生以下 無料

アトリエインカーブ。2002年大阪に誕生したこのアート・スタジオから生み出された作品は、
いち早くニューヨークで脚光を浴びました。ニューヨーク・タイムズをはじめ、
現地メディアに取り上げられ、現代美術家キキ・スミスも作品を求めるなど、
コンテンポラリー・アートで活躍する作家も、その大胆なフォルムや色遣いに触発されています。
美術教育の枠にはまらない人々による芸術はアウトサイダー・アートと呼ばれます。
知的に障害があるひとたちの美術活動を支援する組織であるアトリエインカーブに所属する作家たちは、
その枠組みさえ軽やかに超えているようにも思えます。
彼らは、自ら作品を発表していくことが極めて稀であるため、
これまで私たちの眼にふれる機会は限られていました。
しかし画面にはその静寂を打ち破るかのような創作への情熱が溢れています。
はじめての美術館展示となる、記念すべき本展では、アトリエインカーブの5人の作家による
ドローイングやペインティングなど約50点をご紹介します。
既存の枠組みを超えた先に見える彼らの鮮烈な作品世界を、ぜひご堪能ください。

http://www.suntory.co.jp/culture/smt/index.html
サントリーミュージアム[天保山]