国宝 大絵巻展

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九州国立博物館では高僧の生涯や寺社の縁起などを描いた絵巻に加え、病気や妖怪などを
テーマにした奇想天外でユーモラスな国宝・重文の絵巻も勢ぞろいした展覧会が始まりました。

■国宝 大絵巻展■

会 期 2008年3月22日(土)~6月1日(日)
※前期3月22日(土)~4月28日(月)、後期4月29日(火・祝)~6月1日(日)
※前期・後期でほとんどの作品が入れ替わる大規模な展示替えを予定しています。
※また、一部の作品については週単位で巻き替えを行ないます。どうぞ、ご了承ください。
時間 9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜休館 (ただし3月24日、4月28日および5月5日は開館、5月7日は休館)
会場 九州国立博物館 3階 特別展示室 福岡県太宰府市石坂4ー7ー2
観覧料 一般1300円(1100円)、高大生1000円(800円)、小中生600円(400円)
※上記金額で当館「文化交流展示」もご覧いただけます。
※( )内は前売り、20名以上の団体料金です。
障がい者等とその介護者1名は無料です。入館の際に障害者手帳等をご提示ください。
※満65歳以上の方は( )内料金でご入場いただけます。
 入館の際に年齢の分かるもの(健康保険証、運転免許証など)をご提示ください。
※キャンパスメンバーズの方は団体料金でご入場いただけます。会員証、学生証等をご提示ください。

主催 九州国立博物館西日本新聞社・RKB毎日放送
企画協力 京都国立博物館
特別協力 太宰府天満宮

■展覧会概要■

このたび九州国立博物館では、日本が誇る絵画と物語の総合芸術である絵巻の優品を展示いたします。
絵巻とは、物語を描いた絵を巻子(かんす)(巻物)に表装したもので、我が国において豊かな展開を
遂げた美術の代表です。その画面はただ美しいだけではなく、いにしえの人々の切なる想いを今日に
伝え、ときに奇想天外な物語や、絵と詞の絶妙なコラボレーションで見る者を楽しませます。
 この展覧会では、明治三十年(1897)に開館し京都に関わる文化財を公開してきた
京都国立博物館の企画協力を得て、同館の所蔵品および寄託品のうち奈良時代から室町時代までの
国宝9件・重要文化財14件を含む名品26件、あわせて約150場面を展示いたします。
これらの絵巻は、美を好む宮廷の貴族によって集められたものや、高僧や社寺の物語を伝え洛中の
神社仏閣で大切に護られてきたものばかりです。そのため本展は、京都という千年の都に咲いた
伝統文化の精華をご紹介する絶好の機会になると言えましょう。
絵巻に焦点をあてた大規模な特別展としては九州で初めての開催となる「国宝 大絵巻展」。
この展覧会を通じて美術と文学の織りなす魅力的な絵巻の世界を心ゆくまでご鑑賞いただければ幸いです。

http://www.kyuhaku.com/pr/index.html
九州国立博物館