ファブリス・イベール たねを育てる展

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ワタリウム美術館(東京都)では革新的なコンセプトと新鮮な表現で今世紀を代表する
フランス人アーティスト、ファブリス・イベール氏の農業をテーマにした作品展が開催されています。

■ファブリス・イベール たねを育てる展■

会期 2008年4月26日(土)~ 8月31日(日)
時間 11:00~19:00(水曜日は21:00まで)
休館日 月曜日(7月21日は開館)
会場 ワタリウム美術館(2、3、4階+屋上)&屋外展示 東京都渋谷区神宮前3-7-6
入館料 大人1000円、学生(25歳以下) 800円
※会期中何度でも入場できるパスポート制チケット
主催 ワタリウム美術館 ファブリス・イベール展実行委員会 ブルーノ・タウト展実行委員会
助成 CULTURESFRANCE、芸術文化振興基金
後援 フランス大使館
展示協力
東京農業大学日本農産種苗販売株式会社、株式会社日立製作所、株式会社グリーン・ワイズ
協力 エールフランス航空

■展示内容■

僕は森を育てるように、アイデアを育てている。

数年前フランスの田舎、ヴェンデというところに森を造ろうと思い立った。
一体どうしてそんなことを考えたのか思い出してみると、
僕がアートでこれまでやってきたことと、同じことをやろうとしていたのに気が付いたんだ。

アートは思考のたねから生まれる、森も大地の素から創りだされる。
どちらも頭をもっともっと柔らかくしてくれて、僕に新しい行動を起こさせる。

僕はこの展覧会の中で、アイデアの森のことや時代を飛び超えた巨大な木のドローイングを
たくさん描くつもりです。ビデオを使って、農業のこと、僕の考える”思考のたね”のことに
ついても話したいと思う。  

ファブリス・イベール

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カリフラワーで出来た頭にレモンの目、ピーマンとバナナの腰、足はキューリという愉快な”野菜男”

この作品を造ったのは、革新的なコンセプトと新鮮な表現で今やフランスを代表する
芸術家・ファブリス・イベールです。

合言葉は「たねを育てる」。
たねとはアート作品がつくられるための思想や行動のメタファーです。
また、大地の力に育まれて大きくなっていく実際の野菜や木々の素(もと)という意味もあります。

http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html
ワタリウム美術館