広重の風景版画展

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山口県立萩美術館・浦上記念館では7月19日より歌川広重の150年記念して、所蔵する広重作品を
代表的な風景版画の作品を中心に155点を選んで、「江戸名所絵」「街道絵」「諸国名所絵」
「名所江戸百景」の4つのセクションに分けて、広重の魅力を紹介します。

■没後150年記念広重の風景版画展■

会期 2008年7月19日(土)~8月17日(日)
時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし、7月21日は開館)、7月22日(火)
会場 山口県立萩美術館・浦上記念館 山口県萩市平安古586-1
観覧料 一般1000(800)円、学生800(600)円
※( )内は20名以上の団体料金
※70歳以上と18歳以下の方、および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する生徒は無料
主催 山口県立萩美術館・浦上記念館、毎日新聞社tysテレビ山口
後援 萩市

■展覧会概要■

歌川広重葛飾北斎とともに、浮世絵の風景版画を大成した画家として世界的に知られています。
寛政9年(1797)に定火消役同心という武士の家に生まれながら、美人画の絵師歌川豊広の門に
入り、歌川派の絵師として、美人画や役者絵などの制作から活動を始めます。
天保期(1830~1844)の初め、横大判の風景画シリーズ、一幽斎がき「東都名所」を発表して
風景画家としての人気を得、東海道の街道風景を描いた「東海道五十三次之内」では爆発的な売れ行き
を示し、その地位を不動のものとします。

その後も、広重は江戸の名所絵シリーズ、木曾六十九次、近江や京都、大坂の名所絵シリーズなど、
数多くの風景版画を制作して活躍します。広重が描いた世界は叙情感にあふれ、自然とともに生きる
人々の姿があり、観る者の心を感動させ、魅了してやみません。

本年は広重が安政5年(1858)に62歳で没してから、150年の節にあたります。これを記念
して、当館が所蔵する広重作品から、代表作「東海道五十三次之内」の全作品をはじめ、代表的な
風景版画の作品155点を選んで、「江戸名所絵」「街道絵」「諸国名所絵」「名所江戸百景」の
4つのセクションに分けて、広重の魅力を紹介します。

http://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/
山口県立萩美術館・浦上記念館