近年、高校サッカーを観ていて母校も他校も一番変化を感じるのは選手たちよりも父兄たち。
ほんの10年前くらい前なら母親たちはオフサイドがわからず、「今のなんなの?」なんてことは
日常茶飯事にありましたが、今では小学校低学年から地元のサッカークラブなどへ通う子供たちに
付き添っていたおかげで、セルジオ越後さんのような的確な発言もちらほら聞こえてきます。
また、父親は監督にも劣らない戦術を口にするサッカー親父が増えて、
試合後にはあちらこちらでゲームの反省会(評議会)のような輪を見かけられるようになり、
これもサッカー文化が成熟してきた証拠でしょうね。
ただ、サッカーに熱心な父兄が増えた反面、勝負へのこだわりが強くなり過ぎ、
プロスポーツのような勝利至上主義の風潮を感じることも時にあります。
その気持ちはわからなくはありませんが、やはり未熟な若者たちである選手たちには
高校サッカーの中にある結果と同じくらいの多くの魅力に気づかせてあげて、
たくさんの感動を経て、その青春を燃焼してもらいたいと思います。
さあ、頑張れ高校サッカー蹴球児たち!!!
大きな事を夢見よう!決して途中でやめてはいけない。
否定的な考えで自分をダメにしてはならない。
今日だけを生きるのではなく、明日に期待しよう。
あなたを成功へと駆り立てるような習慣を育てるのだ。 スピルバーク
そして!P.S.画像は7月19日に行われましたプリンスリーグ中国2008の
1部・2部入れ替え戦で母校が勝ったゲームです。