満足感

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私は毎年のことだが、今年も庭の椿を描いている。

ただ椿の花の咲いているのが

眺められるしあわせのしるしとして描いている。

と、郷土を代表する画家・香月泰男先生が語られたように

何気ない出来事に幸せを感じられるどうか、

日常にあるちょっとした破片や欠片のようなものを

創作のヒントにできるかどうかが美術での才能の差のような気がします。

なぜなら絵は満足感を刺激するもので満腹感を満たすものではないからだと思います。

ところで、下関市立美術館での現在開催中の展覧会をご案内いたします。

香月泰男と1940‐50年代の絵画 時代の造形詩-モダニズムから新たな地平へ■

会期 2009年2月5日(木)~3月22日(日)
時間 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日
会場 下関市立美術館 山口県下関市長府黒門東町1-1
観覧料 一般800円(640円)、大学生600円(480円)
※( )内は前売券および団体20名以上の料金