丹波の森 ウッドクラフト展グランプリ受賞記念 守重シゲ子組み木展

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守重シゲ子さんは’70年代に油絵を嗜み、子どもたちに、平面の絵本のキャラクターを立体に
しようと、木と糸のこを使って作ったのが、やがて組み木作りへ発展していったそうです。
彼女の組み木作りの原点は絵を描くことにあり、その点は僕と同じでした。
 
子どものおもちゃをデザインする時、動物や人形の具象形が描けることに強みです。
組み木は具象形を組み合わせて、シンプルにまとめて作図デザインです。
 
彼女は丹波の森ウッドクラフト展(木のおもちゃ大賞展)で、この6年間、毎年のように各賞を
受賞し、昨年秋にはついに大賞に達しました。次々と新しい発想と工夫をとり入れ、大作を
発表し続けて、組み木のおもちゃに作る喜びと、木片を動かす新しい魅力を与えました。
 
出身地の萩の笠山の椿をモチーフにした人形など、守重さん独自の組み木はすでに10年前
から作っており、動物だけでなく節句の人形など、新しい展開が楽しみです。
 
                              組み木デザイナー 小黒三郎
 
本日より萩市在住の組み木作家・守重シゲ子さんの第23回丹波の森・ウッド
クラフト展グランプリ受賞記念作品展を開催いたします。
 
丹波の森 ウッドクラフト展グランプリ受賞記念 守重シゲ子組み木展■
会期 2011年2月3日(木)~13日(日)
時間 11:00~19:00
会場 ギャラリーナカノ 山口市中央1丁目5-14