隙間

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あのね、隙間がなくなったと思うんですよ。要するに、特徴を持った
独自のものをやろうと思っても、中途半端にやっている奴らが多いんだよ。
だから、ほとんどが自分の浅さもわかってないガキなの。
甘ちゃんなんだよな。
                                赤塚不二夫
 
3つ年下のK君は約25年前からの知り合い。若い頃は高校球児だったため、
声がでかくて元気の良さだけが取り柄である彼もいつのまにやら家を建てて
子供3人を養う立派な父親に。
先日、ひさしぶりに会って話した時に
 
K「高校入学した時に同じ中学出身で仲が良かった友だちが自分のポジション
(捕手)へコンバートされた上にうまいからそのまま3年間不動のレギュラーに
なったのですよ。それに比べて、こっちは1年間頑張っても実力も身体も伸びない
から2年生になった時にやめるつもりでした。そう考えている時に新聞で選抜高校
野球に山口県から出場するチーム紹介の中にプライドを持ってブルペンで縁の下を
支える人の記事を読んで、ガーンと頭をなぐられたくらいショックを受けて、自分も
ブルペンミットを鳴らして投手のやる気を引き出す仕事をやるんだと決意しま
した。あれを読んでなければ、今違った人生だったかもしれないなあ~~」
 
と、初めて知った深イイ話を語りました。
K君!感動した!
だけど、君の話に泣かないぞ…というのか、既に顔にそのことが
書いてあるから、びっくりしないで、なるほどな感じてと笑ってしまいました。