いとしこいし

 
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子どもの頃、漫才師と言えば派手なネクタイをしていて、ボケとツッコミの
絶妙なやりとりをするしゃべくり漫才は、よくわからない大人の世界だった。
当時、流行っていたドリフターズのように心を鷲掴されることはなかったのは、
やはり言葉の壁というのか、意味合いの深いものが多かったからだろう。
 
それから随分時間が経った30代のある日、夢路いとし喜味こいし師匠の
漫才を偶然テレビで見て大笑いした。この独特の間合いとユーモアの
センスの高さに無条件で感動した。お酒なんかと同じで、年齢が達しないと
馴染めずに本物の面白さを享受できないものがあるのだ。
 
ギャラリーにこのクマさんたちが飾られた日にそんなことを思い出した。
夜、こっそり、「うちの妻(サイ)がな」(こいし) 、「きみん家は動物園か」(いとし)、
なんて話していないかなあ~~
 
■帽子工房 OKAYA 五十嵐昌子展
■会期 2011年9月22日(金)~10月2日(日)
■時間 11:00~19:00
■定休  9月28日(水)