人が美しく感じる時

 

人生を喜び楽しめ。
人生は人を愛し、働き、遊び、星を眺める機会を与えてくれる。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヘンリー・ヴァン・ダイク

 

友人の学芸員によると「美術」という言葉は明治６年のウィーン万博へ参加した時に

出品する品物の区分名称として、ドイツ語の訳語として初めて用いられたそうです。

以来、この言葉は巷に溢れて、現代に至っていますが、私はいつも

 

人間の美しさを感じさせられるのは文化だけではない。

スポーツだって仕事だって勉強だって、自分の持っている才能を最大限に挑戦

する姿は美しい。人間の素晴らしさが伝わるものはすべて美術じゃないでしょうか。

 

と、言っています。

難しい理屈よりも人が感動できるものは「美術」で良いのではないのかなあ。

だから山口国体も美しさを中心に歓喜の輪を楽しもうと思います。