貧乏性

イメージ 1
 
人間、貧乏であろうと、少しもあわてることはない。
目的をもって生きる、信ずるところに生きる、
修養につとめる、そこに自ずから、
積極的な人生の楽しみが生まれてくるのだ。
 
                                           伊藤 肇 (評論家) 
 
3日間、大掃除と格闘したおかげで元日は昼近くまでベットの中で寝ていた。
毎年恒例の贅沢と言うのか、年に1度のノンビリできる時だからこれでいいのだ。
そして外に出る予定がないため、部屋着のままお節とお餅を食べてビールを飲む。
350ml缶だから酔っ払うことはないけどやっぱり心地よくなる。この頃、こんな
ちょっとした楽しみを心から味わえるようになった。カッコ良く言えば小さい喜びを
逃さない敏感さが備わったのだろう。さすがに50近く生きてくれば平凡な時間の
有り難さを深く感じられる。厳しい時代だけど、至る所に小さなチャンスはある。
今年も日常にある小さな楽しみを見つけられるように感性を磨き、前向きに
頑張っていくぞ!…と、すぐに力むから結局ノンビリできないまま。
まったく貧乏性は慢性化しているようだ。だけど金持ち性?はなれそうもない。