人の一生は、重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし。
いそぐべからず。不自由を常とおもへば、不足なし。
昨年の大震災が起きて以来、人々の表情や態度、行動は大きく変わった。
それまでパソコンや携帯電話などが普及して、便利で自由な社会では、
ぼんやりとノンビリとしていた生温かい空気が漂い、過ごしやすかった。
ただ、その真実は人間の自惚れだったのかもしれない。
私は直接的な被害を受けていないが、同じ国に住む者として大きな悲しみと
憤りを感じ、そして、何が何でも生きていこうという覚悟を持った。
いつどうなるのかがわからないのが生命。
うまく日もうまくいかない日もあるけど、今日という日を大切にしようと誓った。
とにかく自分自身の人生の監督と主役と演出家は自分だから
どんな物語になるのかを想像しながら頑張っていきます。
