もちろんオレはサッカー選手。サッカー選手としてピッチの上で結果を出す、
それが今の自分に求められていること。そこはもう最低条件だと感じている。
結果を出さないと意味がない世界で生きている。何を言おうと、オレが試合に勝たないと、
オレが点を取らないと、オレがゴールに絡まないと、はっきり言って説得力はなくなる。
ただ、オレはまったく結果が出ていない時から、まわりにこう思う、と言い続けてきた。
中学の時から「W杯で優勝する」と言っていた。その姿勢を変えたことは1度もない。
今後もし結果が出なくても、W杯にケガをして出られなくても、オレは言い続ける。
これがオレだから。
「何を本田、エラそうに」と批判されても、構わない。そうやって生きてきた。
それが本質だと思っている。誰にでも意見を言う権利があるということを、伝えておきたい。
「サッカー選手で、日本代表の本田だから言える」のではない。
オレたちの世代も、みんなどんどん意見を言ってほしい。そして、みんなが聞く耳を持ってほしい。
オレは今、そう言いたい。
本田圭佑(2012年9月6日、日刊スポーツより一部抜粋)
昨日は朝、この記事を3度も読み返して感心させられました。カッコイイ!
私も言いたいことはいうタイプだけど、彼のようにセンスとパンチのある
言葉はまだまだ未熟だ。もっと勉強して、本質を伝えられるようになるぞ!