大ラス

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監督が一生懸命にやっていたら、自然にそれが背中ににじみ出てくる。
愛情はあっても妥協はしない。そんな厳然とした覚悟でいたら、
それが後ろ姿に立ちのぼってくる。
監督のエネルギーも気骨もみんな、後ろ姿に浮かんでくるものだ。
 
                               川上哲治
 
たぶん、間違いなく子供の頃に一番大嫌いだったのは川上哲治氏。
 
当時、兎軍の監督。愛するタイガースの宿敵だった上に強かった。
 
だから恨んだ。もちろん、それはお門違いな話。今はそんな気持ちにない。
 
でもなあ~~、あの時代は許せなかった。でもでもそれはそれで良いと思う。
 
近頃、大人よりも物分かりの良いようなことを言う子供もいるが、
 
そんなウソつきでなかった自分の方がよっぽど正直で偉いと思う。
 
感情がコントロールできないの子供だろ。それでいいじゃん!
 
それにしても川上哲治氏の本を読めば読むほど勝てなかった理由がわかる。
 
悔しいほど、腹が立つほど、勝つためには何が必要なのかがわかる。
 
時代を越えちゃうだよねえ~~ 精神力を高めて勝つことを追求するれば・・・
 
負けることは負けることで良し。勝つことは勝つことで良し。
 
どちらでも良いというわけじゃないけど、ファンにとってはプロ野球は燃える時間。
 
だから続く。終着駅なんてない。それは明日のゲームに希望があるから。
 
とはいえ、今シーズンのタイガースのゲームはいよいよラストワン。
 
勝つことも大事だけど、もっと大切なアニキの姿を目に焼き付けたい。
 
これから半世紀以上、ファンの間で語られるスーパースターを見届けよう!
 
もう、数字なんてどうでもいい。10月9日、ファンでいることにプライドを燃やそう!