魚道

 

機会はどの場所にもある
釣針を垂れて常に用意せよ
釣れまいと思うところに常に魚あり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オウィディウス

 

我が家の前を流れる一の坂川は、このたび河川工事をしたおかげで、殺風景な

水路から水の音が優しく聴こえてくる川へ改修され、ホタル護岸の造成、辺りには

桜の木などの植樹など整備されて、すべて完成すれば美観地区になる予定です。

まあ、そのためにこの半年間は、通行止めなどで大変な状況が続きましたが、

こうやって住みやすくなると、その時の喧騒を忘れてしまうのが人なのでしょうね。

 

なお、画像はこの最近、見かけるようになったカモ君たち。ちょうど、目の前に

造られた階段式魚道の場所に現れては、小さな川魚を待ち伏せして食べています。

なんとまあ、たくましくというのか、自然が戻れば、自然の摂理が始まっていきます。

やっぱり、世の中は「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」ですね。