学ぶ

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7年前、白藤さんは好きな美術家の作品制作について特集された美術雑誌と出会い、そこに
掲載された制作のノウハウを見ながら作品に挑戦する。そして、出来上がったのは画像の作品。
テンペラと油絵の技法を用いて、爽やかな色合いに仕上がっている。これは器用というよりも
想像力の賜物。書かれている文章のままに描いてもうまくいかない。ここまで出来上がったのは、
それまでに美術家の作品を目に焼き付けていたことと、どんな風に描いていくのかを推理したからだ。
これが21歳の時だから感心させられる。また、これはオリジナルの作品制作のための試金石。
同化することなく、あくまでも自分自身の作品ため、オンリーワンを目指して勉強のために描いた
作品なのだ。
 
ところで、このたび白藤さんの個展は、私自身があれやこれや学ばせてもらいました。まだ、
その教えは頭の中を渦巻いていて、整理できていませんが、これからの活動に生かして
いきたいと思います。あらためてロックで真っ直ぐな彼女に感謝!ありがとうございました。