酔わせる

 
 
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絵を描くことができたのなら画家のか?文字を書くことができたのなら書家なのか?そうではない。そこには不思議な空気を感じさせる想像力が必要なのだ。無味無臭で素っ気ないものに想像力のエッセンスを香らせる。とたんに平面的な作品が立体的に脳裏に浮かび上がって観えてくる。まるでお酒を飲んだように、平凡な日常でも心地良く、華やかに感じさせてくれる。想像力が盛り込まれて作品になっていく。だから鑑賞者を楽しく酔わせてやろう!酒と同じで百薬の長になるから。そして、人生は真っ直ぐ歩くよりも千鳥足の方が人間らしくって良い!ぼちぼちと進んで行きましょう!楽しみながら道を歩く。道楽の字の如く生きていきましょう!
※画像は書家の瀧口さんと来月5日より個展を開く臼杵さん。