権利

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その昔、リンカーンさんは演説で「人民の人民による人民のための政治」と言ったけど、それならば「市民の市民による市民のための美術」とは、なんだろうか?

美術とは創作する人の表現する自由があって、観る人の鑑賞する自由があって、そして、この2つの自由から交わって生まれてくるものだ。そこには、老若男女、国、民族、宗教など、世の中には様々な価値観が違うから、その答えは無限にあるのだと思う。

ただ、複雑に見えるものを単純なひらめきで感じるのが美術のセンス。理屈で考えるよりも、パッと見て...本質がピンと来る世界。素直な感性!これが大切。市民のための美術とは自由に創造を楽しめる権利。みんなが持っているもの。自分の価値観。楽しみながら磨きたいものだ。