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昨日、ご近所にある100年以上続いた老舗のお餅屋さんが幕を閉じられた。とても寂しくて残念なこと。しかし、英断あって下されたこと。私も自営業者の端くれ。察するに余りあるお考えを尊重いたします。

それはさておき、子供の頃から町内会の行事などで大変お世話になっている。夕方、おそらく何も残ってないと思いながらお店を訪問。予想通り売り切れだったが、他に誰もいない店内で、しばらくご主人と立ち話をした。お店の歴史、世の中の変化、次々に話題が出る中で、「どうやって餅を作るか知らんじゃろう?...
」と、いつも通りのうんちくも始まった。「そんなこと知らんに決まってるぞ!」と、心の中でつぶやきながら楽しくお話を聴かせていただいた。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

なお、画像は8年前のアートふる山口の時に私もお手伝いした企画で、イラストレーター・尾崎眞吾さんに鉛筆で描いていただいた自画像。お店の中に飾ってあった。頑固一徹な表情に職人気質が感じられる。リアルな写真より絵の方が優しく感じられると素直に思える作品ですね。