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イソップ物語の「田舎のねずみと町のねずみ」。それぞれが住んでいる環境を味わって、それぞれが好む居心地の良さや幸せだと感じる世界は異なるというストーリー。たしかにひさしぶりの東京はとても魅力的ではあったのだが、若い時に憧れていたほど素敵だとは思わなかった。それはこの10年間に蒔いた種から芽が育ち、少しずつやりがいのある環境になりつつあるからだ。そうなのだ、ここでやれることを取り組んで、自分の役割を見い出したら活気のエネルギーは自然に湧いて、ワクワクできる日が増えている。やはり都は自分の心が決めていくもの。高杉晋作の辞世の句、「面白きこともなき世を面白く、住みなすものは心なりけり」は本当だと思いました。