カリスマ



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「カリスマ」とは、一般大衆を魅了するような資質や技能を持った人気者をいう俗語。その道の第一人者であれば、カリスマ〇〇と呼ばれている。だからいろんな分野にカリスマと言われる人がいるが、本来は神が取り憑いたように、自分の思うままにやれる人を言う。普通のコースを歩んでいないイレギュラーな生き方をしている人を言い、そして、自分では望んでいないのに、世間一般から勝手に呼ばれる人だろう。岡本よしろう君がカリスマなのか、どうかはわからない。ただ、彼がそう呼ばれることは希望していない。大好きな創作をワクワクしながら自由にしているだけ。その真っ直ぐに美術へ向かっていく愚直な人生は、今の時代に神懸かって見えるのかもしれない。だから大袈裟に「カリスマ」と呼ぶより自然体に生きる画家の姿だと思う。だけど、「カリスマ」と呼んでいい条件は揃ってきている。もう一歩なのかもしれない。しかしながら「カリスマ」と呼んだら本気で怒られそうなので、これからも岡本君と呼んで彼の創作を間近で楽しんでいくつもりだ。※画像はイラストレーター・シンボロン君をはじめ、昨日来場していただいた方々です。

■20年くらい前にムサビを卒業した人たちの展覧会 岡本よしろう(絵画・イラスト)、木村真由美(版画・シルクスクリーン)、種田和宏(イラスト・CGデザイン)、広沢仁(版画・シルクスクリーン)、前田和也グラフィックデザイン) コーディネーター 岡本温子 日時 2016年3月11日(金)~21日(月・祝)