未来

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先日行われた米国での美術オークション。その中で現代アートの作品を高値で日本の実業家が落札した。その金額は約123億円。かつてバブル経済で売買された作品よりも高額とのこと。まったくの対岸の火事な出来事ではあるが、今ギャラリーではこの話題で盛り上がっている。個人的な意見としてはこういう夢のある話は大歓迎。1枚の絵画がここまで大きなお金を動かすことは爽快だ。よく作者には何も還元されていないと言われるが、こうやって話題になることは物故作家にとって最大の供養。そして、あらためて作品の素晴らしさを評価されて喜んでいると思う。ちなみにこの金額を300万円で割ると約4千になる。つまり1年間限定なら4千人の美術家をサポートできる。まあ、人材育成するのなら4年間で千人の方が良いかもしれない。ただ、やっぱりお金はデリケートなもの。変に満たされるとハングリーさがなくなってしまう。イマジネーションのエネルギーが枯れるかもしれない。可愛い子には旅をせよ!いろんなことを創作の糧にして、いつの日か高く評価される日を信じて頑張ろう!