言葉

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昨夜、放映されたドラマ「時代をつくった男 阿久悠物語」。私は阿久悠氏のファンなので、テレビの前でワクワクしながら見る。ストーリーは幾つかの著書に書かれていたもの。そのため本を読んで描いたイメージが、白黒からカラーに変わっていく。ぼんやりしていたことがクリアになった。ドラマを素直に楽しむことで想像力は活性化するものだ。やはり脳を発達させるチャンスはどこにでもある。美しいイメージを育てることは実は簡単なことなのかもしれない。

そんな阿久悠氏が書いた「甲子園の詩」。その中でも「新世紀へ」は毎年、夏の甲子園大会が終わった時期に読みたくなる。『高校野球はもしかしたら二十世紀の偉大な発明かもしれない。人間の祭典として完成品が競いあう場でなく、未完成品が未熟を超えて、人々に夢や感動を与えるのだから。これは世界にも類を見ない素晴らしい発明だ。未完であり未熟であるものが、完成したり成熟したりする。その経過や瞬間に心ときめかす場が他にあるだろうか。ありはしない。…』。これはおそらく高校球児に限らず、何かに燃えて没頭して生きている人たちへエール。人生はあらゆることで成長していけるのだ。やっぱり阿久悠氏の言葉はカッコイイ!ドラマを見て熱いなってしまった。 ※この詩の全文はリンク先をご覧ください。 http://www.aqqq.co.jp/2000koshien/2000koshien14.html