切磋琢磨

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石ころは川の水に流されて運ばれると、あらゆる障害物とぶつかり合って、いつの間にか角が取れて丸くなってくる。そう、石ころは何かにぶつからなければ、いつまで経ってもキザキザな石ころのまま。いろんなものにぶつかり合うことで、角が取れて丸く磨かれていくものだ。美術家もこれと同じ。仲間同志による活発な議論によって、内面にあるものが磨かれて向上していく。そのために失敗して傷つくこともあるけど、そこで学んだ貴重な経験が後に生きてくる。自分にできないことを知ることで、自分にやれそうなことが明らかになっていく。だから仲間と話し合う時は、自分の殻に閉じこもらずに、本当の気持ちで語ってみよう。その勇気が未来の扉を大きく開いて、創作を明るく変化させてくれるはずだ。

■HEART2017関連企画 県美展界隈 vol.1 手嶋大輔 × 保手濱拓 2人展 2017年9月16日(土)~24日(日)11:00-19:00 定休日 9月20日(水)