冒険しよう!

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今年度の県美展で配布されたパンフレット。その裏面にある審査講評。「選考に残ったのは、何らかの逸脱や冒険、やむにやまれぬ衝動に突き動かされた作品であった」や「落選となった作品に象徴されるのが『タイトル・サイン・額縁』に対する配慮が薄いという点である」、「技術力では無く作品に込められた思いや姿勢、作品から受ける印象度の強弱等を基本とし、既視感のある作品を除外し、『見た事もないような世界観』を創出した作品を選んだ」など、3人の審査員の言葉は本質を捉えて素晴らしかった。そこで昨日の大学での講義に使うことにする。きっと1度や2度読んだだけではピンとこないだろうが、時間をおいて何度も繰り返し読んでいく内に、その意味が染みわたり創作の力になるはずだ。この他、県美展の歴史や県内作家を紹介して視野を広げて、とにかく美術への関心を高めることを目標にお話ししました。来週、後半戦も感性を響かせるように頑張って参ります!