こだわり

イメージ 1

いわゆる美術家を目指す人とは、美術への強いこだわりを
持っている。自分の才能の可能性を伸ばすために、価値基準にこだわって生きているのだ。ただし、あまりにもこだわりが強すぎると、外の世界から感性は刺激されなくなる。自分の価値基準を頑なに守り続けたら、自分の殻に閉じこもって埋没していく。才能を正しく映す鑑を失って、社会とのバランスが取れなくなるのだ。美術家の作品を観てくれるのは鑑賞者たち。その鑑賞者たちの様子を見て、作品の良し悪しに気が付くのが美術家の仕事。いつの時代も美術家は自分を映す良い鑑を求めて、鑑賞者は自分を悦ばす良い作品を求めている。この法則をしっかりと頭に入れて、前向きな創作活動をしていこう!