自分らしく

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時々、「美術家になる人は生まれ持った才能がありますよね」と、聴かれることがある。たしかに先天的に素晴らしい感性で、幼少の頃から突き抜けて人はいる。ただし、そういう人のほとんどは良い環境に生まれて、早くから個性を尊重してもらえたのだ。このことは美術家の2世3世たちの活躍を調べたら明白。美術家全体の数にしてみれば、技術継承ができる世界でなかったら、ジュニアの活躍なんてごく少数しかいない。つまり創作を生きがいにして努力し続ける人。才能は生まれ持ったものより、後天的なものを伸ばして育んだらいい。才能は最初からピカピカと輝いている訳ではないのだ。メジャーな美術家の模倣ではなく、あくまでも自分らしい個性を磨いて、創意工夫する中で生まれてくる。いろいろなことに挑戦して、自分らしい才能を発揮していこう!