堪能する

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昨日のお休みは車で約1時間半ほどかけて、「吉村芳生 吉村大星 365日鉛筆」展が開催中のウッドワン美術館へ初めて訪れる。中国自動車道吉和ICのすぐ近く。豊かな自然に囲まれた中にあって、のんびりと1日過ごすには最適な環境。やっぱり中国山地。吉村さんたちが暮らす徳地町とも繋がっているんだ。そんなことを思いながら入館。この作品展は2つの大きな会場で分けて展示。父 芳生さんの県美展大賞受賞作品をはじめ、美術館の企画展で発表した大作など、幅広い時代の多彩な作品を楽しむことができる。また、大星君の作品は父に弟子入りしてから約10年間の、創意工夫しながら作品制作に取り組み、成長していく過程がよくわかる構成だった。あらためて彼の作品を観ている内に、その時々の大星語録を思い出す。順風満帆なスタートから一転。大きな喪失感に出会ったが、それに負けず頑張っている。画家として生きる決意を固めたのだ。それ以来、発言も大きく変化していった。いつも感心させられて刺激になる。お二人の作品を目の前にして、あれやこれや走馬灯のように蘇ってきた。いろいろな思いがありすぎていっぺんには消化できないなあ~(笑)。それくらいボリュームを感じた。楽しい時間をありがとうございます!とても良い休日になりました。

吉村芳生 吉村大星 365日鉛筆 2018年4月27日(金)~7月1日(日) 10:00~17:00 会期中無休 観覧料 本館(365日鉛筆展) 一般1200(1100)円、高大生510(410)円 本館と新館 一般1540(1390)円、高大生820(720)円 ※( )内は前売・10名以上の団体料金。中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料 ウッドワン美術館 広島県廿日市市吉和4278 ウェブ http://www.woodone-museum.jp/