日進月歩

イメージ 1

10年前、ジプリ映画が大好きな少女と出会った。物静かで、ハニカミ屋さん。どこか遠慮気味な雰囲気。だけど前向きでもあった。1人で考えて、1人で行動できる。自分と向き合っている姿が可愛かった。その後、美大へ進学。卒業するまで接点はなかったが、おかげで成長がよくわかった。不思議さが大きくなっている。創造へ全力でぶつかっただなあ。美術家として芽生えたのだろう。しかし、まだまだ未完成。これからのこれからである。ただ、未来があるというのは、伸びしろがあることを指す。大きく育つように、大きな心であった欲しい。

この文章は2013年12月に開催された「第5回やまぐち新進アーティスト大賞受賞記念 平井槇 妄想図鑑 立体と線描画」の際に、平井さんへ送ったエールの言葉。このたびの初日に来店した、彼女の父上がよく覚えていて、とても懐かしんで語ってもらい思い出した。それにしても改めて読むと反省点ばかりが目に付く。それでもあの時のベストショットだからこれでいいのだ!もっとも大切なのは伝えたい気持ちだ。少なくても約1名にはきちんと伝わった。だから良しとしよう!

■平井 槙 SOLO EXHIBITION 「日々の垢」 2018年7月19日(木)~24日(火) 11:00-19:00(最終日は17:00まで)