昨年の夏に行ないましたワークショップには
木版画を韓国人の金兌赫さん、
シルクスクリーン版画を林里美さんのお二人をお招きして版画教室を開催。参加は下は小学生から上は７０歳近い幅広い年齢層が集まって定員を満たして準備万端といきたかったのですが、四国沖を迷走していた台風が２日目にやってくる事態が発生します。予想では台風が
熱帯低気圧になって勢力が弱まるとはいえ、参加者の安全を配慮して中止も検討しましたが、「来られた人たちだけでやりましょう」という両講師の言葉に励まされて開催することにしました。すると、１名だけの欠席で胸をなで下ろし、さらに初日に参加して楽しかったという人たちが数名来て予定より増員した状態となり、ビュービュー、ザーザーとにぎやかな外の音もすぐに生徒たちの活気に消されて、暑いではなく熱いワークショップになりました。（兇紡海）
（画像は金さんの
木版画教室）
